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仏文専攻学部生マリエの日常雑記
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背徳者 (岩波文庫)
評価:
アンドレ・ジイド,川口 篤
岩波書店
---
(1971-03)
この本で印象に残ったのは子供。
子供は親の反証つうが、まさにそれか。

妻帯で病弱な主人公は、自由で健康な子供に憧れ、ときには性的にも惹かれてしまう。
しかし一方で子供たちは、その魅力の裏で主人公たちを監視する。
大人に対する拒否感と妻への愛がまじりあうのが複雑で、主人公の行動が一貫性をもたずにふらふらと惑う。

そんな話…かも。



あまり丁寧に読むこめなかったから、そのうちまた挑戦したいッスね。
読書 | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0)
浮雲 (新潮文庫)
評価:
二葉亭 四迷
新潮社
¥ 420
(1951-12)
渋い!!!…って言わないで(笑)
大学後期につかうので挑戦してみた。


意外とおもしろかったよ?

書かれた時代が時代だから、カタカナやひらがなまじりの文体がなんだかとても可愛いらしい。
意地っ張り同士の恋愛話で、なんだか微笑ましい。
色々な心の動きはありつつも、どろっとしたとこがありつつも、さくさくっとした歯切れのある文のテンポが良いです。
昔は漢字の語彙が豊富なぶん、今よりも表現が繊細かもしんない。
そんな感じ!!


作品自体そこまで長くないし、日本文学に挑戦してみたいって人にゃいいかも。私のように(笑)
読書 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0)
谷間の百合
評価:
バルザック,石井 晴一
新潮社
¥ 780
(1973-01)
夏休みがっつり読書計画!!


バルザック『谷間の百合』読破しましたー!!

実は!!実は。

文学部のくせに、文学はあまり読んでいないわ、いまいちとっついてないわで酷い私でぇありましたがっっ。


これはその気持ちを変えてくれましたよ!!

おもしろかった!!


繊細な心理描写にリアリティがあり、至って単純なはずの情景を濃やかに彫り出してます。
禁断の恋、という小説においては割にスタンダードな題材(当時どうだったかはわかりませぬが)が物凄く切なくやるせない想いを引き起こします。

それだけじゃないのがバルザックのすげーところ。
物語全体の構成が物凄い巧みです。
読んでいる最中は意識されませんが、読み終わった後にきづかされます。
ある意味すごくシビアな構成ともいえますが、そのスパイスがただの恋愛小説の枠を超えている。

具体的に話すとネタバレになっちまうから控えとくけどね(^^;


うーん。
バルザックの他の作品も読みたい。



因みにバルザックは、「人間喜劇」と称して小説群を発表しているのですが、それぞれの登場人物が他の作品にも顔をだす。
つまり、空間的な拡がりがあるのでーす。

私はこの『谷間の百合』が読むの最初だったから、この作品に出てきた他作品の人物わからなかったのですが、バルザックの作品群を読めば読むほど拡がるってわけだ。
どんな世界か気になるわな。



さて。
次はフランス文学、ゾラあたり読みたいですが、ジッドなんかが既に手許にあるからそこからか。
いやいや次は日本文学いっきまーす
読書 | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0)
マドレーヌ体験
プルーストちょいとでもかじった人の多くは知ってるでしょーが
「マドレーヌ体験」、今日唐突にやってみました。


※マドレーヌ体験とは?
プルースト「失われた時を求めて」第一部に登場する場面。
主人公である「私」が、マドレーヌを紅茶に浸して食べることで、不思議な感覚に巻き込まれ、郷愁の思いに捉われるもの。
(適当な解説なんで、多少の違いはご容赦を(^^;


感想。
旨い。

につきる。
ほろほろとしたマドレーヌが、紅茶と溶け合って……
ってまぁ、郷愁の思いにゃあさすがになりませんでしたがw
読書 | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0)
「失われた時を求めて」感想。
マルセル・プルースト「失われた時を求めて」
とりあえず第一部のみ読みました。しめて300ページ強。
以下、所感。あんまネタバレはないと思いますが、いちおー嫌な人は気をつけてね。


時間軸はがったがたでよくわからなくなるんだけど、話題別におっていくからわかりやすいといっちゃあそうか。
登場人物が曲者揃いでなかなかおもしろい。特に、伯母さん強し。
光の表現が凄く好き。長々とかなり具体的に表現しているのだけれど、そのイメージが強く残るんだよね。
後、表現で好きなのは、店においてある小さな本のコーナーを「モザイクのようだ」って表現した箇所。なんか詩的で凄く好き。

少年時代の甘酸っぱい恋とかも滲みでてて、その背景のコンブレーの雰囲気や匂いがただよってきて、なんともいえずぽかぽかと暖かいです。
私のイメージの中ではセピア色。

プルーストの文は一つ一つが繊細で、イメージの具体化の力がすごい。
結構おもしろかったです。ただ、一文いちぶんが長いから、寝不足のときは眠くなってしまうのだけれど(^^;


今はちょい時間とれないので、ひとまずここまででおいておきます。
読みたくなったら続き読みます。

あっ、実際にマドレーヌ体験しなきゃ。
読書 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0)
「壬生義士伝」
今日浅田次郎「壬生義士伝」を読破いたしました!!


巧い。
とにかくこれに尽きる!!


……つーのも解説に書いてありましたがね(^^;

人間てひとりで生きてるんじゃねーんだなぁ、って思う。
義や仁ってもんが分かる。
ひとりの人間の生い立ちだけで、ここまで掘り下げられるものなのか。
奥深いものなのか。

人生はこれほどのものなのか。


色々考えさせられる。


南部訛り、が心に染みる。
土臭いけど、今は失われつつある生命を、活力を、感じます。

名作です。
読書 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0)
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